子どもの主体性を伸ばすために心掛けている事

保育に携わる仕事をしています。日々子どもたちと過ごし関わる中で、一番心掛けているのは、いかに子どもの主体性を伸ばす関わりをするかという事です。例えば子ども同士の喧嘩の場面では、つい泣いている子、弱そうな立場の子(家庭内だと下の子)に目が行ってしまい、かばってしまったりすることがあると思います。しかしそれでは、どちらかの思いが通らず、我慢して終わる結果になり、その後にお互い嫌な気持ちだけが残ってしまうのです。そこでどうしたらよいかというと、まずお互いの言い分を聞きます。そして気持ちを受け止めます。(その子が一方的に悪かったとしても)そのうえで、どうしたら良いかを一緒に考えたり、答えが出なければアドバイスをしてみたりと、子ども自身が考えて動けるような機会を沢山設けるようにしています。そうした経験を少しづつ重ねて行くことで、子どもは、相手の気持ちを考えたり、相手の立場に立ったり、解決法を自分で見つけられるようになったりと、少しずつ成長していくのだと思います。なかなか家庭の中で、子どもの喧嘩にゆっくり時間を割いて関わるというのは難しいかもしれませんが、なるべくいったんどうしてそういった行動をとったかを聞いてみる機会を設ける事で、子どもの落ち着き度も違ってきて、情緒も落ち着いてくると思います。主体性も育ってくると思います。教育という面では、関わる大人が、やって良い事、いけない事、を共通認識して、子どもに同様に関わるという事も大切だと思います。子どもは大人を見る力に優れていて、成長の過程でもありますが、この人は何でも許してくれる人、許してくれない人等と、自分の中で位置づけをしたりします。その為、危険な行為、意地悪な行為など、絶対にしてほしくない事は、大人が共通認識して絶対にダメと伝える事も大切な教育だと思います。成長していくうえで、何かを自分で選び取っていくという事も大切な力なので、小さい頃から身に付けていけるように、「これが好きでしょ?」「あれがいい?これがいい?」等と大人が誘導して決めてしまうのではなく、子どもの答えを忍耐強く待つという事も大切な関わり方だと思っています。